演奏や演劇も楽しめる


些か特殊な楽しみ方になりますが、プラネタリウム館内では、映像以外に演奏や演劇がなさるケースがあります。
映画館でコンサートが現れることがありますが、それと同じものですね。
プラネタリウムという施設の性質上、音響は非常に重要で、音の響き方はかなり力が注がれています。
そのため、こういった催しがなさることは珍しくありません。
プラネタリウムと音楽には、本当は随分密接な関わりがあります。
ひと度、プラネタリウムは、近年癒しの空間として人気を博しています。
そのため、出す音楽にも癒し効果のある物を、という施設が増えているのです。
ゆったりとしたBGMから壮大なクラシックまで、様々な音楽が利用されています。
それによって星空がどんどんびっくりに見えるなど、演出面においての貢献度は計り知れません。
また、平原綾香さんの大ヒット曲「Jupiter」に代表されるように、惑星や天体を主題とした音楽はたくさんあります。
クラシック関連では最も多いですね。
そういう曲をセレクトして押し流すプラネタリウムもかなり多くなっています。
こうした繋がりもあって、プラネタリウム館内では度々クラシックの生演奏などが行われます。
なのでJupiterが演奏された回数は、数え切れないくらいに至るのではないでしょうか。
演劇もプラネタリウムで行うと言うことで、星に関するプログラムが多いようです。
中には、全国のプラネタリウムを行脚している劇団もあるようです。

春の星座を楽しもう

演劇や演奏など、様々な楽しみ方ができるプラネタリウムですが、その本分はやはり天体観測です。
都会で結構見分けることができなくなった満天の星空を眺めて自然の本来の姿にふれることが、プラネタリウム最大の意義であることは、どれだけ施設のサービスが発達しても変わるところではありません。
プラネタリウムへ赴き、楽しんで帰ってこられるようにするには、星座を覚えてから行くと良いでしょう。
無論、全ての星座を覚える必要はありません。
星座は途方も薄い数があり、それを全て覚えるとなるとはなはだ無理があります。
各季節における代表的な星座を覚えておくくらいで十分です。
プラネタリウムの番組も、こうした代表的な星座をモチーフにした番組が数多くあり、前もって知っておけば一層入り込みやすいでしょう。
星座は、春夏秋冬の季節によって現れるものが変わってきます。
たとえば春の星座では、おおぐま座、しし座、南十字座などが有名ですね。
おおぐま座の一部であり、学校の授業も習うためになじみの濃い北斗七星もきっぱり見える。
北斗七星は一番見えやすい星座なので、実に見たことがある人も多いかもしれませんね。
春の天体の中にあって、殊に覚えておきたいのは「春の大曲線」と呼ばれる星座です。
春の大曲線は、北斗七星とその延長にある「うしかい座」のアルクトゥルスと、「おとめ座」のスピカという星を結んだ非常に美しい曲線です。
同様に、アルクトゥルス、スピカ、「しし座」のデネボラという星を結んだ「春の大三角」と呼ばれるものもあります。
これらを覚えておけば、一層プラネタリウムを味わえるでしょう。

夏の星座を楽しもう


1年のうち、星空を見上げる機会がとりわけ多い季節は、夏ではないでしょうか。
夏が夜に野外に出る機会が多い季節であることも、その理由に挙げられます。
たとえば、お祭りの日。
たくさんの人混みの中で、色々な露天で食べものを買い、人気のないところで休みながら花火を見上げたことは、多くの人が一度は経験しているのではないでしょうか。
なので、星空を見極める機会もあったことでしょう。
そんな夏の夜空に煌くアステリズム(星群)で特に有名なのは、いわゆる「夏の大三角」です。
歌にもなっている「デネブ」「アルタイル」「ベガ」は、いずれも夏の有名な星座のα星です。
これらは一等星で、中それでもベガは殊にかわいい恒星として知られています。
デネブは「はくちょう座」、アルタイルは「わし座」、ベガは「こと座」の星です。
夏の大三角はありとあらゆるアステリズムの中で最も有名で、何より人気があります。
予め、天体観測日和ともいえるシーズンの夏に生まれる代表的な大三角なので、現に目にした人も手広く、人気が高いのでしょう。
そうして、夏の大三角の人気が高い要因は更にあります。
7月7日、七夕の日。
人が星空を見上げる機会がやはり多いこの日に関連します。
ベガとアルタイルは、織姫と彦星なのです。
天体に関してほとんど造詣がなくても、七夕にまつわるこのふたつの星の話は知っているという人が多いことでしょう。
プラネタリウムで夏の星座を確かめる場合、この夏の大三角は当然目玉となります。
プラネタリウムに行く時折、予め本ものがどういうものか見てみるのも良いかもしれませんね。