名所の陰に隠れた名所あり


紅葉狩りと言うとどうも名所や口コミのたくさん集まる場所をイメージして、愛知県で言うなら「香嵐渓」を目指してしまいそうになるのは当然なことだと思います。
ただし折角の名勝も、人や車で溢れかえるとその価値に疑問が沸いて現れるのも仕方がないのでしょうか。
あんな思いをお持ちの方には、名所からちょい外れた場所にも隠れた名所があることをお伝えしたいと思います。
豊田市にある「王滝渓谷」は「香嵐渓」よりも11km手前の豊田市寄りに位置し、表立って目立つ場所ではありませんがでも満載味わえる場所だと思います。
別名東海の「昇仙峡」とも呼ばれる所で、見どころは「王滝湖園地」「ハイキングコース」「宮川散策道」があります。
清流の流れあり、大岩あり、散策路や公園あり、バーベキュー場ありで大自然を満喫しながら遊んだりくつろいだりと相当贅沢なスポットではないかと思います。
年間を通じてとくに夏は、バーベキューに最適でファミリーやグループで賑わっています。
秋は何しろ紅葉狩りとバーベキューを兼ねてまわる方が多いようです。
バーベキュー場の開設時期は4/1~11/30の土日祝と夏休み期間中の毎日との事ですが、利用するには予約が必要です。
一月前から受付し貸し賃は1基一時払い1500円だそうですので、詳細を豊田市観光協会まで問いかけると良いでしょう。
アクセスは東海環状自動車道の豊田松平ICから車で10分ほど。
人込みは苦手と仰る方、ファミリーや仲間と楽しみたい方に喜んでいただけると幸いです。

渋滞避けるならいっそ泊りがけで


花の命と同じように、紅葉の美しさもその限りではないのが自然の常というものですが、人の行動パターンはなかなか同じように重なってしまいますね。
そうです、さんざん頂きしていたのに結局出向く先々で窺えるのは人の頭だったり、何時間もおんなじ車のテールランプだったりではちゃんとガッカリです。
愛知県近郊の方ならまだまだ夜の明けやらぬうちから出発するという手もありますが、遠方からなら前泊をおすすめします。
愛知県では一大あの「香嵐渓」での紅葉狩りを、「香嵐亭」で一泊して満喫してみてはいかがでしょうか。
無論愛知近郊の方にもおすすめです。
「香嵐亭」アクセスは、名古屋方面からは東名高速道路「日進JCT」から名古屋瀬戸道路「長久手I.C」へ、猿投グリーンロードを「力石I.C」で降りて香嵐渓方面へ。
中央自動車道方面からは中央自動車道「土岐JCT」から東海環状自動車道へ入り「豊田勘八I.C」で降りて香嵐渓方面へ。
静岡方面からは東名高速道路「豊田東I.C」東海環状自動車道へ出て「豊田勘八I.C」で降りて香嵐渓方面へ。
折角一泊するのだから伝統的な足助の街並みを散策したり、旅館内でしか味わえないお風呂からのライトアップ紅葉を楽しんだりもさることながら、あの大吟醸「空」も、ぜひこのシーンでいただいてみたいお酒の一つですね。
芳醇な香りと米の旨み甘みピッタリの美味しいお酒、そして客室から見る紅葉が日常から遠くかけ離れた場所へ皆さまを誘っていただけるに違いないと思います。

桜と紅葉の競演が遊べる場所


桜と紅葉が同時に鑑賞出来るだがあると聞くと些か信じられないですが、愛知県豊田市の「小原ふれあい公園」にそれがあるのです。
公園やそこに隣接する小原支所周辺には四季桜が約300本あります。
春は3月中旬~4月上旬ごろ、秋は10月下旬~12月上旬に花を咲かせるとのこと。
しかも春の開花より秋の開花がメインで、一番の見ごろを迎えるという事ですのでひときわ楽しみですね。
「四季桜まつり」は小原ふれあい公園がメインとなって繰り広げられ、2016年は11月5日~30日に開催予定です。
見どころは何と言っても紅葉と桜の幻想的競演というところでしょうか。
春と秋が共に存在する景色なんて、はたして不思議で幻想的ですね。
花見や紅葉だけでなく周辺には他にも観光名所があり、本当に欲張りな楽しみ方が出来そうです。
「和紙のふるさと」では和紙の鑑賞だけでなく和紙漉きの体験ができます。
「画廊美術村」では蔵に設けられた画廊の鑑賞を何とぞ。
焼きものに興味のある方は、陶芸体験や店内で作品の展示販売と喫茶コーナーもある「小原窯」へぜひお越し下さい。
また、お昼には四季桜と紅葉のコントラストが絶景の「大福魚苑」でお食事はいかがでしょう。
ここは釣り堀もできます。
アクセスは、名古屋方面からは猿投グリーンロード中山IC、もしくは東海環状道路豊田藤岡ICより国道419号線を岐阜県瑞浪市方面へ直進15kmを30分ほどのところ。
四季桜と紅葉の幻想的なイメージを味わいながら、周辺の散策もお楽しみください。

紅葉ライトアップ見極めるなら水鏡とセット


鏡の中に別世界をイメージしたことはありませんか?裏面のおんなじ世界に心惹かれ、何だか美化してしまうのは私だけでしょうか。
大自然が生みだす幻想的夜の紅葉のライトアップだけでも凄まじい事ですが、そこに水鏡がセットされていたら迫力満点だと思いませんか?
さて、本日は愛知県で紅葉のライトアップと水鏡をセットで楽しむ場所のご紹介です。
名古屋市の東山動植もの園は動もの園・植もの園・遊園地などが集まった総合レジャー公園なので、ライトアップだけでなく昼間も思う存分楽しめますし、敷地が幅広いので紅葉の種類や本数も市内では困難ものです。
瀬戸市岩屋町の岩屋堂公園では、鳥原川沿いで岩や滝を含めたダイナミックな自然を楽しみながらの紅葉狩りをどうにか。
夜は川にかかる橋で幻想的でドラマチックなライトアップが期待できそうです。
名古屋市熱田区の白鳥庭園は嶽山・木曽川・伊勢湾など中部地方を代表する自然をモチーフにした池泉回遊式庭園と呼ばれる庭園ですが、都会にありながらも水の流れを楽しみながら紅葉も遊べる場所です。
大自然が生むダイナミックさとは更に、静寂なる水面に映し出される「逆さもみじ」と「雪吊り」の美をお楽しみください。
さて、最後に豊田市の香嵐渓を語らずにこの話は終えれません。
香嵐渓の紅葉は山全体が盛り上がるように彩られるので、ライトアップされると傍らを過ぎる巴川には逆さモミジがみごとに映えます。
燃えるようなライトアップ紅葉と鏡のように映し出された世界にしばし我を忘れてみませんか。