プラネタリウムを自作する


デートスポットとして、あるいは天体の研究用施設として機能しているプラネタリウムですが、近年このロマンティックな施設が低い年齢層にも盛り込みられてきているようです。
昔のように見上げれば星空が簡単に生じるという時代では消え去り、星空が想像上、あるいは媒体上でしか見られないものとしてつつあるからです。
そのため、実際の星空と押しなべて同じように探ることの出来るプラネタリウムには、生の星空をきちんと見られない世代に人気が集まっているのでしょう。
こうしたこともあり、最近ではよく学園祭、文化祭といった催しの際、自作のプラネタリウムを作るクラスが増えているそうです。
自作のプラネタリウムは、二度と難しいものではありません。
当然、本もののプラネタリウムと同等の施設を構えることは不可能ところが、小さな卓上プラネタリウムを作り上げる程度なら中高生の工作のレベルで形にすることができ、十分に可能です。
自作のプラネタリウムを構える場合、用意する道具はボール紙や電球などです。
高い費用の材料は無用ため、十分に予算内で納めることが可能です。
いわゆる工作なのですが、美術の先生よりは理科、科学の先生の範疇に入ると思われるので、協力を仰ぐ場合はそういう教科を担当している先生にお願いすると良いでしょう。
プラネタリウムを自分で見つける利点は、新鮮味でしょう。
プラネタリウムに頻繁に出向くという学生はおそらく僅かため、多少アラがあっても多くの人が感動してくれるでしょう。
作った側も、非常に大きな潤いが得られます。

卓上プラネタリウムの作りかた

学園祭や文化祭で探るプラネタリウムでは、むずかしいものを創る必要はありません。
初心者用のプラネタリウムとして、卓上プラネタリウムを選択すると良いでしょう。
卓上プラネタリウムの作り方は、とてもシリンダーをボール紙で作ります。
シリンダーというのは、電球を取り囲むパーツですね。
これが投影機の一部になります。
電気スタンドの傘の部分といった方がわかり易いでしょうか。
形状は円筒が好ましいでしょう。
型紙を作ってそれを切り出し、組み立てていけばOKです。
底側の中央を丸く切り抜き、架台との接合部分を確保しておきましょう。
シリンダーには、あらかじめ星座の穴を開けておきます。
全然多くの星を映そうとすると途方もない数になるため、最低限の有名な星座に絞っておきましょう。
ここが、この自作プラネタリウムで特につらい作業となります。
シリンダーができ上がったら、次は架台の作成です。
架台には、豆電球を設置します。
これが、プラネタリウムにおける光源となります。
上部に電球と電球を乗せる円板を創り支柱で支えたら、その架台を木の板に乗せて接着します。
木の板には電池ボックスを設置し、電球とリード線で繋ぎます。
架台の支柱の中は空洞にし、その中にリード線を通すようにしましょう。
電球と電池ボックスを配線する場合は、半田ゴテを使うと再び確実です。
うまく設置できたらシリンダーと架台を埋め込み、形は出来上がりです。
完成品はどうしても本格的なものとなるわけではなく、どうやら玩具のように見えるものになりますが、その性能はバカにはできないものとなります。

家庭用プラネタリウム


一般的には、巨大なドーム施設に足を運ぶことで体験できるプラネタリウムですが、本当は家にいながら楽しむこともできます。
いわゆる家庭用プラネタリウムですね。
この家庭用プラネタリウム、元々は自作プラネタリウムの延長とも言うべきものが多く、玩具の域を出ることはありませんでした。
そんな中でプロジェクターを使用したプラネタリウムが登場しますが、それは逆に高価すぎてずいぶん手が出ないという欠点がありました。
当然、本格的に星空を堪能したい人、天体を研究望む人にとっては歓迎する商品ですが、手軽に家でプラネタリウムを体験したい人には向いていません。
そこで登場したのが、光学式の家庭用プラネタリウム。
2005年にセガトイズが発売した「ホームスター」という商品です。
これは、世界で初の光学式家庭用プラネタリウムという触れ込みで発売され、本格的な家庭用プラネタリウムながら2万円強という価格での購入が可能とあって、ヒット商品となりました。
この「ホームスター」の登場で、日本における家庭用プラネタリウムはまるごと市民権を得ます。
現在では、それに追いつけ追い越せと多数のメーカーが参入するまでになりました。
ただ、何しろ評価では「ホームスター」がトップと言えます。
その理由は、パイオニア的存在であることと、特にその規模が複数あることでしょう。
価格で言えば、4,000円程度で選べるものから4万円以上するものまで、かなりのバリエーションがあります。
本格的に楽しむ人と初心者の入門編として楽しむ人で、かしこく住み分けができているようです。